Interview

文系からの挑戦 感謝と挑戦で世界へ羽ばたく

A.S 渡ケ島工場 製造課 製造2係
2013年入社 工業高校卒
PROFILE
高卒採用で製造課に配属されて以来12年間、現場ひと筋。夜勤シフトの責任者、サブリーダーを経て、GL(グループリーダー)に昇格。
現在は、クラッチに使われるプレートの表面の粗さの精度出し(ラッピング)に携わりつつ、改善とマネジメント業務もこなす。資格取得や技能・スキル習得に関心が高く、自分でも把握しきれていないほど多くの資格を持つ。

入社のきっかけ

地元の世界一企業! 狙うはFCC入社。

高校3年時に就職先を決めるとき、両親と先生からFCCを勧められたのがきっかけです。
自分で調べてみて、地元の大企業であること、クラッチの世界シェアNo.1であること、グローバルに事業展開していることなど、業界をリードする企業イメージに惹かれました。
高卒の採用枠は少ないと聞いていたので、「FCCに絶対入る!」という目標を掲げ、猛勉強して入社を勝ち取りました。

高卒生でも多くの方々が活躍する舞台が
FCCにはあります。

仕事のやりがい・面白さ

相手の立場で聴き、 決断で導く最年少GL。

GLになってから2年目ですが、最初の1年は訳がわからず無我夢中に業務をこなすだけでしたね。実は私がグループの一番年下で、16人の部下はみんなベテランの従業員です。いろいろなタイプの人がいるので、常に相手の立場になって話を聴き、メンバー一人ひとりと敬意をもって接することを心がけています。当然、気を遣いますよ(笑)。
生産を遅らせないために、現場の進捗確認や状況に応じた指示だしを行います。夜勤もある職場なので、シフトの調整や要員の配置、トラブル対応などで苦労するときもあり、大変ですがそれがやりがいでもあります。
GLとしての業務以外で、工程改善も進めています。高いレベルでの品質をキープしながら、ラインの稼働率を落とさないように改善しないといけないので、日々奮闘しています。

特に印象に残っている仕事

ピンチを糧に変える、 諦めず考え動かしてこそFCC。

以前、私が夜勤の責任者をしていたときのこと。当日たまたま設備を直せる人が現場にいなかったのですが、そんな日に限って設備が故障して生産が止まってしまったのです。
なんとか動かさないといけないと、先輩と試行錯誤しながら修復し、ピンチを乗り越えました。そういう非常事態が過去、何度かありましたね。
どんな苦難が立ちはだかっても簡単に諦めない、まずは自分で考えて、やれることをやってみようという考えは、歴代の先輩から受け継がれたFCCの技術者魂だと思います。

トラブルがあっても、なんとか対応することで
自分自身やチームの成長につながります。

職場の雰囲気・チームとの関わり

よく話し、よく笑う。 仲の良さが生む、抜群のチーム力。

特に私のチームは仲がいいとよく言われます。食堂で昼食が済んだら、みんなすぐ休憩室に戻ってきてチームのメンバーとずっと喋っています。
私は最年少ではありますが、上に立つ者として普段からメンバーの話をよく聴き、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。その方が、「協力してほしい・・・!」と思ったときに、いろいろと頼みやくなるので。渡ケ島工場には製造課で8グループありますが、GLは若手も多く横のつながりがあって、連携が取りやすいのがいいですね。

仕事での成長・学び

視野を広げ、会社の未来を見つめる。 学びと挑戦で、常に進化するGL。

GLになってから、自分のグループだけでなく、俯瞰して会社のあり方を考えるようになりました。
つい最近、世界的な貿易環境の変化がニュースになるなか、ちょうど下半期の経費見直しの時期で、会社側からも経費抑制の方針が出されました。以前なら自分たちのことだけを考えて、「これが必要なので買わせてください」と安易に申告していたと思います。でも、自分の置かれた立場が変わると、グループだけの視点ではなく、
会社全体や社会情勢も踏まえた広い視野で提案をしなければいけないと意識するようになりました。そういった業務改善も含め、GLの役割であると思っています。
実は就職に有利になるかも!と思って、高校在学中に危険物取扱者乙種第1〜6類をすべて取得したり、学生時代から学習意欲は高い方だと思っています。
メンバーや他部門の人達から何を聞かれても即答できるよう自分の製造現場のことを常に把握し、新しい知識もインプットするように心がけて日々勉強しています。加えて、FCCは業務に関わる資格取得なら会社として惜しみなく支援してくれる環境があります。
学びに対する意欲が高い方なら、スキルアップの機会を存分に生かせる会社だと思いますよ。

FCCの魅力

若手が”主役”のFCC。 成果が報われる、挑戦のステージ。

私がグループの最年少でリーダーを任されているように、若い人にチャンスを与えてくれる会社です。成果を出したら、その分、評価や待遇に反映されるのもモチベーションにつながります。
製造の現場というと、なんとなく寡黙な人が多くて、職人気質というかギスギスした雰囲気をイメージする人がいるかもしれませんが、FCCは全く違います。以前、社外の方たちと一緒に改善活動の仕事をさせていただいたのですが、「FCCさんは活気に満ちて、元気のいい会社ですね」と言われました。それは私も感じていて、従業員同士の仲が良くて会話が多く、真面目でやさしい人が多いと思います。
だから私もずっと同じ職場で気持ちよく働き続けていられるのだと思います。

今後の目標

常に学び続ける姿勢が、 明日を動かし、柔軟な発想と行動へ。

全世界的にEV化が遅れていることもあり、まだまだ基幹事業であるクラッチ事業を伸ばすチャンスがあります。いかにコストを抑えつつ、工程を改善していくか、これは永遠の課題です。社会情勢が目まぐるしく変化する
時代なので、アンテナを高く張って、柔軟に対応していける知識・スキル・マインドを持っていたいと思います。
まだ海外出張の経験がないのですが、いつ支援に行ってくれと言われてもいいように準備はしておきたいと思っています。自分がこれまで製造現場で培ってきた経験を海外で発揮することで、成長のきっかけにもなるはずです。

さらに、設備を点検・修繕する保全グループにも興味があるので、いつかはやってみたいですね。製造現場においては、機械設備の知識やスキルが豊富な人達が活躍しているイメージがあるので、そのスキルを身につけて
ステップアップできるよう、学び続ける姿勢は忘れずにいたいですね。
製造も保全もできるメカのスペシャリストを目指します!

プライベートの過ごし方
休日はなるべく外に出るようにしています。31歳というと、高校時代の仲間たちもみんなそれぞれの会社で同じような立場で、仕事の負荷も上がっているので、時々呑みに行っては情報交換しています。
子どもがもう少し大きくなったら、昔のめりこんでいたサーフィンやスノボも再開したいと思っています。
学生へのメッセージ
世間一般のイメージだと、「大卒の方がキャリアアップしやすい」と思われがちでしょうが、FCCでは学歴や職種に関わらず活躍のチャンスがあります。私のように高卒で入社し、技能職のスペシャリストを目指してキャリアを積んでいる先輩もいれば、希望と努力次第で研究開発や生産技術の領域に挑戦している社員もいます。要は自分次第です。
FCCでは、成果や努力がそのまま評価につながり、意欲ある人をしっかり後押ししてくれる環境だと思っています。モノづくりへの情熱があって、チームの仲間と力を合わせて成長していきたい人なら働きやすくて、チャンスが開かれている会社だと思います。

INTERVIEW

安心して挑戦できる
環境をつくる

M.M
本社 総務部総務課
2017年 新卒入社

文系からの挑戦
感謝と挑戦で世界へ羽ばたく

G.A
渡ケ島工場 製造課 製造2係
2013年入社

最先端の環境で磨く技術、
さらなる高みへ

K.N
生産技術センター 第2技術ブロック ダイカスト設計グループ
2014年 新卒入社

学ぶ姿勢と人間力で仲間を導く
チームを率いるリーダー

A.S
渡ケ島工場 製造課 製造2係
2013年 新卒入社

ライダー目線で挑む、
未来を拓く自動発進技術

T.N
製品技術開発部 DTコンポーネンツ開発ブロック
2019年 新卒入社

異業種の経験で世界に挑む、
壁を越えるクラッチ技術者

S.I
製品技術開発部 DTコンポーネンツ開発ブロック
2015年 中途入社

挑戦の先に、歓びと自分らしさ。
母でも、夢は続く。

W.L
製品技術開発部 MXリサーチブロック
2018年入社

次世代の製品を
ゼロから生む喜び

T.A
新事業開発部 事業探索課
2004年入社

技術者の思考回路を
デジタル化

T.K
基礎技術研究部 生技研究ブロック
2005年入社

FCCをクラッチ以上の
有名な会社にするために

T.I
新事業開発部 事業探索課
2022年 新卒入社

働くお母さんの
生き方を見せたい

M.S
基礎技術研究部
新価値研究ブロック
2004年 新卒入社

文系でも活躍できる
ステージがたくさん

R.N
浜北工場 品質課 浜北品質係
2004年 新卒入社

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