FCCグループの理念体系
FCCグループでは企業経営の軸となる考え方を、図のように体系化しています。
企業理念は「FCCグループがなんのために存在するのか」という存在意義を示し、更なる発展を志していくために定めています。
また、企業として社会の課題解決に必要な要素を国際規範・原則から抽出し、「企業行動憲章」「グループ方針」として制定しています。

基本方針
わたしたちは、独創的なアイデアと技術で
お客様に喜ばれる製品・サービスを
提供することで社会へ貢献します。
行動指針
- 安全と環境に配慮した企業活動を行います。
- 独創性を生かして積極的に活動します。
- 常に自己研鑽に励み、改革・改善を行います。
- スピーディーかつタイムリーに行動します。
- 人の和を大切にし、明るい職場をつくります。
企業行動憲章
わたしたちは、持続可能な社会の発展に向けて、自らの責務を継続的に果たしていきます。
そのために、役員及び従業員は、法令を遵守し、高い倫理観のもと、8つの原則に従って行動します。
製品・サービスの
社会的有用性と品質
社会と顧客に信頼される製品・サービスを開発、提供します。
人権尊重
企業活動を通じて人権を尊重し、人権侵害に関与・加担しません。
安全で働きやすい職場
働く一人一人の個性を尊重し、安全で働きやすい職場をつくります。
適正取引
適正な取引を行います。
環境保護
環境課題に主体的に取り組みます。
情報管理
会社内の情報を適切に管理します。また、広く社会とコミュニケーションを行い、情報を適切に開示します。
地域貢献
積極的な社会貢献活動を通じ、地域との共存共栄を図ります。
企業統治
本憲章をグループ全体に浸透させ、健全なコーポレートガバナンスを行い、本憲章に違反するような事態が発生したときは、原因究明、再発防止に努めます。
グループ方針
品質方針
エフ・シー・シーは、自動車・オートバイ・汎用機の重要機能部品の製造者として、顧客に信頼される品質マネジメントシステムと技術により、顧客の満足する製品の機能と性能を継続的に保証します。
人権尊重方針
エフ・シー・シーは、人権とは普遍的な概念であることを理解するとともに、国際的に宣言されている人権の保護を支持し、人々の人権を尊重した企業活動を行います。
安全衛生方針
エフ・シー・シーは、安全衛生活動を企業経営の基盤と考え、当社で働く人及び地域社会の安全・健康に及ぼす影響が最小限となるよう安全衛生管理を徹底し、「健康で災害のない明るい職場」を目指します。
人事方針
エフ・シー・シーは、人材育成が企業の継続的成長の源と考え、働く人の能力を高め、多様性、人格、個性が尊重される働き方を実現します。
腐敗防止方針
エフ・シー・シーは、腐敗取引が持続可能な社会の発展及び法の支配を阻害するものであることを理解し、国際的な枠組みに従い、あらゆるステークホルダーと透明性のある関係を保ち、健全な企業活動を行います。
調達方針
エフ・シー・シーは、グローバルな生産体制をもつ企業として、持続可能な調達のために、取引先との信頼関係を大切にするとともに、公平・公正・公明な調達活動を行います。
安全保障貿易管理方針
エフ・シー・シーは、国際社会の平和と安全の維持のために、国際的な輸出管理の枠組みに従い、軍事用途や大量破壊兵器に用いられるおそれのある取引は行いません。
環境方針
エフ・シー・シーは、世界の人々に愛用されているクラッチ及びその他の自動車部品の製造に携わる地球市民の一員として、グローバルな視野に立ち、全員参加で生物多様性を含む地球環境の保全に配慮して行動し、真に豊かな社会の実現を目指します。
情報管理方針
エフ・シー・シーは、ステークホルダーからの信頼の獲得、競争力の確保のために、情報を適正に保護するとともに、効果的に活用します。また、ステークホルダーとお互いの立場を理解し、重要で信頼性のある情報を、適時に開示します。
社会貢献方針
エフ・シー・シーは、良き企業市民として、地域と共に、次の世代を担う人材の育成と豊かな社会づくりに努め、社員一人一人の主体的な社会貢献活動を支援します。