株主の皆さまへ
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。2024年度第2四半期(中間期)の事業内容を報告するにあたりまして、ご挨拶申しあげます。
当中間連結会計期間における経済状況は、物価上昇、金融資本市場の変動や中国経済の先行き懸念もあり、先行き不透明な状況で推移しました。このような状況の中、当中間連結会計期間の業績は、インドやインドネシアの販売が増加したことや円安の影響もあり、売上収益は1,273億23百万円(前年同期比8.9%増)となりました。営業利益は、増収効果や円安の影響もあり100億25百万円(前年同期比55.3%増)となりました。税引前中間利益は102億52百万円(前年同期比14.2%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は77億1百万円(前年同期比28.8%増)となりました。
中間配当金につきましては、第12次中期経営計画の進捗を勘案し、また上場20周年を迎えたことに株主の皆様への感謝の意を表し、記念配当63円を加えた1株当たり101円とさせていただきました。
今後の経営環境は、中長期では、サステナビリティへの意識の高まりやデジタル技術の進展が一層加速することが予想され、「電動化」をはじめとするCASE時代において新たな価値を提供できるよう、会社・事業の変革が求められる状況となっております。第12次中期経営計画の「第二の創業 新しいFCCへ」の事業方針のもと、事業構造の転換と経営基盤の強化を進め、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。
株主の皆様におかれましては、今後ともよろしくご支援を賜りますようお願い申しあげます。
2024年11月

株式会社エフ・シー・シー
代表取締役社長斎藤 善敬