サイエンス教室が行われました
こどもたちの夏休みも終盤に差し掛かった8月23日、サイエンス教室が行われました。今年も、地元の中川小学校・金指小学校の児童と、従業員の子供たちを対象に、総勢13名が集まりました。
サイエンス教室の主なテーマは2つ。「ミクロの世界を体感」することと、「紙づくり体験」。どちらも、F.C.C.ならではのテーマです。
「ミクロの世界を体感」は、あらかじめ用意したシャープペンシルの芯、蟻、セミ、蝶の羽、スポンジなどをSEMで観察しました。みんな拡大された世界を見て、実際自分たちが目にしている世界との違いにとても驚いていました。また、実体顕微鏡やレーザー顕微鏡を使って様々な身近なものを見る体験も行いました。そこでは、500円玉に隠された文字を探すミッションにみんな熱中していました。
「紙づくり体験」では、紙のもとに色画用紙の抜型を模様として入れ、色付け、凝集剤をいれて、抄造設備(丸網抄造機)で抄紙、プレス機で脱水まで子供たちで行うので、技術研究所のスタッフの話を真剣に聞き、ワクワクしながら自分だけの紙を作りました。
その後、細江工場のクラッチ製造の現場を見学しました。最後に自分たちが作った紙が配布され、両親への感謝の気持ちや、今日の感想などを書いて絵ハガキにしました。
今まで見たことのないミクロの世界や紙づくりなど、サイエンス教室ならではの体験をした子供たちの笑顔がとても印象的な一日でした。





