エアロディベロップジャパン社への出資に関するお知らせ
株式会社エフ・シー・シー(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:斎藤善敬、以下当社)は、小型ガスタービン動力と発電機を組み合わせたハイブリッド発電機に独自技術を持つスタートアップ企業、エアロディベロップジャパン株式会社(本社:東京都小金井市、代表取締役社長:田邉敏憲、以下ADJ)に2022年12月に出資しましたのでお知らせいたします。
昨今、欧米を中心に重量物・長距離飛行を可能とするeVTOL、大型ドローンや空飛ぶクルマの実用化への期待が高まっており、国内におきましても「空の産業革命に向けたロードマップ」が策定され、社会実装に向けた制度整備が推進されております。昨年末にはドローンを市街地などの人がいる上空で目視出来ない範囲を飛行させる「レベル4」飛行を可能とした新制度が欧米に先駆けて解禁されました。
一方で、大型ドローンや空飛ぶクルマ実現のボトルネックとなっているがリチウムイオン電池のエネルギー密度の低さであり、社会実装に耐えうる十分な飛行距離とペイロード(積載重量)の実現に至っておらず、より小型軽量で高出力な電力源開発が求められています。
ADJ社の開発する小型ガスタービンハイブリッド発電機は、エアモビリティに求められる小型軽量高出力な特性を有し、かつSAF(Sustainable Aviation Fuel)や液体水素などのサステナブル燃料にも対応できるフレキシブル性を併せ持つパワーユニットです。
当社の二輪車・四輪車用クラッチのトップメーカーとして培った高速回転体や高機能シートの開発製造技術と、ガスタービン開発の技術基盤を有するADJ社が協力することで、社会に求められているパワーユニットの開発と早期社会実装を加速させるとともに、急拡大が見込まれる物流やセンシングをはじめとしたドローンサービスの事業開発においても協業を進めてまいります。
当社はイノベーションを一層加速させ、サステナブルな社会の実現と、社会課題の解決に引き続き貢献してまいります。
【エアロディベロップジャパン株式会社 概要】
設 立 | 2018年7月 |
本 社 | 東京都小金井市本町1-18-5 村松ビル小金井5F |
代 表 | 代表取締役社長 田邉敏憲 |
U R L |
問い合わせ先
新事業開発部 企画課 藤森 啓
TEL:053-523-2506(直)
Mobile:070-1471-7454