今年度も佐鳴湖水質改善ボランティアへ参加しました
佐鳴湖はかつては日本で一番汚れた湖といわれたこともありましたが、水質調査、ヨシ刈り、ゴミ拾い等のボランティア活動や、浄化施設の整備等により今ではワースト5位から脱却するまで水質が改善しています。
当社でも、浜松市の貴重な水資源の浄化に一役買うべく、ボランティア活動に参加しています。
●水質調査【秋:11/11/26,冬:12/02/04】
春、夏、秋、冬の季節ごとに4回開催されている水質調査。
今年度は秋、冬の2回に参加しました。
季節ごとに変わる水質や、生息する生物を通じて、湖の環境について考えるいい機会となっています。
●ゴミ拾いウォーキング【11/11/27】
佐鳴湖は一周約5.5kmの大きさがあり、今回私達がゴミ拾いをしたのはそのうちの約1.4km(1/4周)です。
たった1.4kmの間でしたが、たくさんのゴミが拾われ、その多くは空き缶やペットボトルでした。
近年、湖周辺は公園や周回路の整備が進み、また昨今のジョギングブームと相まって、佐鳴湖は多くの人が多く訪れる、憩いの場となっています。
人の往来の増加に伴って、ゴミも増加しているように感じました。
佐鳴湖が地域の人達にとって過ごしやすい湖であり続けられるよう、これからも参加していきたいと思います。
●ヨシ刈り【11/11/19】
佐鳴湖の水質汚染の原因の一つに、微生物の『栄養分(リン,窒素)』があります。
湖の浄化対策の一環として、この栄養分を吸収する「ヨシ(葦)」を植える活動が行われており、毎年この時期になると、栄養分を沢山吸収して成長したヨシを刈り取っています。
今年も、当社従業員をはじめ、近隣の自治会や小、中学校の生徒など、総勢200名で1500m3もの範囲でヨシを刈りました。
ヨシの役割や湖に生息する生き物について、寸劇交じりの説明もあり、とても和やかな雰囲気で始まり、終了した後は暖かい豚汁とオニギリが振舞われ、水質も景観もきれいになった湖で美味しくいただきました。
刈られたヨシは、茶畑の敷きワラとしてリサイクルされるそうです。





