佐鳴湖のヨシ刈りに参加しました
11月9日(土)、当社の本社所在地である静岡県浜松市の佐鳴湖にて『清流ルネッサンス佐鳴湖協議会』主催で恒例のヨシ刈りが行われ、当社からボランティア3名が参加しました。
佐鳴湖は浜松市西区にあり、浜松市街地にもほど近く多くの市民が利用する憩いの場ですが、かつては日本で一番汚れた湖と言われたこともありました。しかし、水質改善のボランティア活動や、浄化施設の整備等により今ではワースト5位から脱却するまでに水質が改善しています。
水質改善活動の1つに「ヨシ(葦)」を育てる活動があります。
佐鳴湖の水質汚染の原因の1つである「微生物の異常繁殖」を引き起こす微生物の栄養分(リン・窒素)を、水中に伸びたヨシの根から吸収し湖の浄化に活用しています。毎年この時期になると、栄養分を沢山吸収して2m以上に成長したヨシが枯れて湖に栄養を戻してしまう前に刈り取り、また新たな栄養分を吸収できるような環境を作っています。刈られたヨシはチップ状に粉砕され、茶畑の敷きワラとしてリサイクルされるそうで、ヨシを育て、最後まで活用する仕組みが出来ているそうです。
活動は、今年も、ヨシの役割や湖に生息する生き物についての寸劇仕立てでとっても楽しい説明から始まり、担当場所の班ごとに、生えているヨシを刈る係、刈ったヨシを束ねる係に分かれてどんどん刈り上げていきました。
幸い寒い日ではありませんでしたが、参加者達はヨシ刈り後に振舞われた温かい豚汁とオニギリを、きれいになった湖を見ながら美味しくいただき、心も体もポカポカになりました。
今後も、地域活動へ積極的に参加をしていきたいと思います。




