
働く一人一人の個性を尊重し、
安全で働きやすい職場をつくります。
働く一人一人の個性を尊重し、
安全で働きやすい職場をつくります。
エフ・シー・シーは、安全衛生活動を
企業経営の基盤と考え、
当社で働く人及び
地域社会の安全・健康に及ぼす影響が
最小限となるよう安全衛生管理を徹底し、
「健康で災害のない明るい職場」を
目指します。
FCCグループは、従業員一人ひとりが
明るく楽しく元気よく、
風通し良く助け合える明るい職場づくりを目指し、
すべての従業員が、安全で健康に働けることを目的に、健康活動に取り組みます。
従業員が健康で活躍するために、生活習慣病の予防と健康への意識向上を目指します。
ストレスチェック結果の職場単位分析から、職場と一体となって職場環境の改善に努めます。
労使にて、時間外労働時間の低減を図ると共に、有休取得率を向上させ「ワークライフバランス」を推進します。
一般定期健康診断の受診率100%を目標に一部法定以上の健診項目を加えた健康診断を実施しています。
診断結果に基づく事後措置についても、就業時間中の再検査などを実施することで再検受診率を向上させ、予防措置に取り組んでいます。
また、従業員の心の健康についても、厚生労働省の指針に基づいたストレスチェックを実施しており、希望者には産業医面談を通した疾患予防に努めているほか、労働生産性低下の防止を解決するために、プレゼンティーズムを調査し健康経営活動の指標としています。
2022年 | 2023年 | 2024年 | |
---|---|---|---|
定期健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% |
精密検査受診率 | 83% | 86.7% | 91.6% (2024年9月末時点) |
ストレスチェック受検率 | 92.9% | 98.5% | 97.4% |
プレゼンティーズム ※プレゼンティーズム:東大1項目版で調査 |
- | 83.7% | 82.4% |
経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度において、FCCは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取組む法人として、昨年に引き続き「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。
職場環境改善活動や、各種教育・イベントの実施、健康状態の見える化など、当社が実践する従業員の健康管理に関する取組みが評価されました。
エフ・シー・シーでは、長時間労働・過重労働を防止するために、労使による「労働時間管理委員会」や定時退社日の設定によって、総労働時間の短縮に取り組んでいます。また、有給休暇取得の積極的な働きかけも行い、有給休暇取得率は非常に高い水準となっています。
項目 | 数値 |
---|---|
月平均時間外労働 | 10.0時間(2023年度実績) |
有給休暇取得率 | 94.9%(2023年度実績) |
エフ・シー・シーでは、「社会で子育てを支援する」という方針を掲げ、従業員が仕事と子育てを両立することができ、働きやすい環境を作ることによって、全ての従業員がその能力を十分に発揮できるようにするため、社内に「次世代法分科会」を立ち上げ、行動計画を策定し、各種制度の見直し等の取り組みを推進しています。
→ 一般事業主行動計画
2019年1月には行動計画の達成と認定基準のクリアにより、労働局より「くるみんマーク」を取得しました。
これからも「子育てサポート企業」として、情報の提供や制度の見直し、職場環境の改善に取り組んでいきます。
エフ・シー・シーでは、「健康で災害のない明るい職場」を目指し、安全担当役員を委員長とし、国内拠点は全社安全衛生委員会、海外拠点は海外安全衛生委員会を中心とした体制を定め、法規制・諸制度を考慮し、労働災害防止、健康障害防止、健康維持増進及び衛生の活動に取り組んでいます。
また、国内においては、各拠点毎に、総括を委員長とした安全衛生委員会を定期的に開催し、活動状況の管理や各種調査、審議、意見交換を実施しています。
労働安全衛生マネジメントシステム(ISO45001)規格準拠により国内、海外の社内体制を構築し、PDCAサイクルを運用することで、充実した安全衛生活動を実施しています。
内部安全衛生監査は、内部監査員が国内拠点、海外拠点とも三現主義で監査を行い、不安全箇所、不安全行動の是正や具体的な提案をします。
労働安全衛生マネジメントシステム(ISO45001)規格準拠活動の一環で、年度の活動に対しマネジメントレビューを実施しています。
また、2013年度からは国内拠点にて、半期毎に活動実績確認会を実施、社長と安全担当役員が各事業所に赴き、活動状況の現場確認を行っています。
「法令遵守」と「労災・火災撲滅」を目標に掲げ、安全に関する教育を「階層別教育」、「職能別教育」、「一般教育」の3つの種類に分け、安全教育体系に従って、一般従業員から安全エキスパートまで、育てる教育を実施しています。
また、安全エキスパートによる作業内容に関わる教育訓練では、「頭」で「危険」を理解し、「体」で「安全を確保する行動をとる」ということを身につけるため、「座学」+「道具を使って五感で」または「現場で実際に」を心がけた職場安全教育を実施しています。
危険体感教育の実施
日常の生産活動において一般的に発生しやすいとされている災害事例を疑似体験する、危険体感教育を2013年度から導入し、事故防止を図っています。
危険感受性(危険に対する敏感さ)を高め、労働災害ゼロを目指し、安全意識を高めることで災害の未然防止を図っています。
教育の開始から、受講者総数は1,500人を超えました。
各拠点で定期的に安全パトロールを実施し、設備や作業の危険な個所を発見し、災害防止に努めています。
安全パトロールの観点例
職場安全教育の様子
自動車部品業界に携わる企業として、従業員全員が常に交通安全に対する意識を高く持ち、交通災害撲滅を目指して取り組んでいます。
社内教育例
法的要求事項と当社が定めた安全衛生に関するルールを盛り込んだ「FCC Safety Standard」を制定し、全拠点統一したルールで業務にあたっています。
2019年度より日本語に加え、英語、中国語に翻訳した「FCC安全ブック」を作成し、海外拠点の現地従業員も統一したルールの共有および定着・促進に向け、全拠点に配布しています。
今後も、リスク低減のため、安全衛生基準のモデルライン化と実施検証を重ね、ワーキンググループ活動で現場の声を取り入れながら、FCC Safety Standardの更なる定着・改善を図っていきます。
FCC Safety Standard
当社では、以下のような活動を実施し、従業員の健康管理をサポートしています。
デジタルサイネージ等を活用した安全啓発活動
FCCでは、安全に対する意識を高めるために、労働災害に関する情報や安全教育動画をデジタルサイネージなどを活用し、啓発に努めています。
熱中症対策
各拠点で熱中症対策飲料を設置しています。
また、ファン付作業服を導入致しました。小型のファンで服の中に外気を取り入れ、汗を気化させて涼しくします。
全社一斉の避難訓練と、各拠点毎に放水や救急搬送等の訓練を行っています。
天災への備え
国内:避難タワーの設置
海岸堤防から約1.5kmに位置する浜北第二工場(旧:竜洋工場)敷地内に、津波発生時に従業員全員が避難可能な避難タワーを設置しました。
安全なものづくり環境の構築を評価され、「第6回 向殿安全賞 功績賞」を受賞
「国内外グループの重大重傷災害撲滅を掲げ、機械安全教育の強化に努めると共に不安全箇所、不安全行動の削減を推進し、ものづくり環境の安全化構築に貢献した」ことを評価され2020年11月26日「第6回 向殿安全賞 功績賞」を受賞しました。
向殿安全賞は、日本ものづくり産業などの安全とその進歩・普及に尽力されてきた向殿先生(セーティグローバル推進機構会長・明治大学名誉教授)の業績と精神に鑑み、あらゆる産業分野及び作業現場における、安全の向上と進歩・普及に貢献された個人、団体に対して顕彰するものです。
一般社団法人セーフティグローバル推進機構 向殿安全賞
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