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今年こそ、“あきらめの悪さ”で ワールドチャンプを狙う!

松山 弘之from TSR

バイクレースの魅力は、抜きつ抜かれつのデッドヒートです。F1などの4輪はストレートに2台ずつしか並べないし、コーナーでもなかなか抜けないんですよ。バイクなら3台は並べるし、コーナーリング中に抜くことも可能。それに我々が参戦しているEWC世界耐久は長丁場。とくにル・マンなどの24時間耐久では、一度くらい転倒しても最後まであきらめなければ3位以内に入賞できる可能性がある。

そしてTSRの魅力も、あきらめの悪さです(笑)。
もともと鈴鹿サーキットができるタイミングで本田宗一郎さんから呼ばれた先々代のTSR社長が、東京からこの鈴鹿に根城を移し、日が暮れたあとのサーキットの光とバイクのヘッドライトの輝くなかでゴールを迎える、鈴鹿8時間耐久という美しいレースつくりました。
以来、ずっと参戦していて、当初はそれほど強いチームではありませんでしたが、4耐を勝ち、6耐を勝ち、2006年に8耐で優勝を飾ることができました。それから3回優勝していますが、それもこれもあきらめなかった不屈の精神があったからこそだと思っています。

クラッチの世界No.1メーカーであるF.C.C.からは、何人も社員さんがピットスタッフとして参加してくださり、大変感謝しています。
レースではライダーの走りはもちろん、まずはピットワークを見ていただきたい。
そのスピードの差が、雌雄を決するポイントになりますので。今年は4月に開催されるル・マン、そのあとのオッシャースレーベン、そしてスロバキアリングで結果を残し、最終戦の鈴鹿8耐で総合優勝を狙える位置で帰ってきます。 チャンピオンになる瞬間を、心待ちにしていてください!

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鈴鹿オッシャースレーベンスロバキアリングル・マンボルドール2017-2018 FIM世界耐久選手権