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2019-2020世界耐久選手権シリーズ 再起に燃える挑戦たち
2019-2020世界耐久選手権シリーズ 再起に燃える挑戦たち 2019-2020世界耐久選手権シリーズ 再起に燃える挑戦たち

レーススケジュールの度重なる変更、
そして鈴鹿8時間の中止という、
かつてない混乱に見舞われた
2019-20シーズン。
F.C.C. TSR Honda Franceがたどった
イレギュラーな1年間を、
その戦いの軌跡とともに振り返る。

レーススケジュールと成績

2019年9月21日〜22日(決勝)

ボルドール24時間 リタイア

2019年12月14日(決勝)

セパン8時間 13位

2020年8月29日〜30日(決勝)

ル・マン24時間 優勝

2020年9月27日(決勝)

エストリル12時間 2位

2019-20 FIM世界耐久選手権
3位獲得

BOL D’OR 24HOURS ボルドール24時間耐久レース

2019.9.21-22

BOL D’OR 24HOUR

RETIRE

不安定な天候、予期せぬトラブル
無念の初戦リタイア

完全なウエットコンディションで迎えた開幕戦。
スタートライダーのフレディは、雨のなか危なげない走りでレースをリードしていく。しかしながら、雨脚は次第に勢いを増し、転倒するライダーが続出。レースは開始3時間あまりで赤旗中断を余儀なくされた。
12時間の中断を経て翌朝6時、再びマシンがポールリカールサーキットに並ぶ。リスタート直後トップに立った#5は、周回を重ねながら後続チームを引き離していく。 しかし、残り6時間を切ったタイミングでマシンにトラブルが発生。その際に漏れだしてしまったオイルに乗って、数台が転倒してしまうというアクシデントを起こしてしまった。マシンは修復不可能と判断され、#5はリタイア。
シーズンの幕開けは苦しい結果に終わった。

獲得ポイント
13pt
ランキング
10位
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SEPANG 8HOUR セパン8時間耐久レース

2019.12.14

SEPANG 8HOUR

13th FINISH

ラスト1時間で2度目の転倒
不屈の追い上げでもぎ取った13位

ボルドールに続き、決勝は雨模様。
EWC初開催となるセパンラウンドは、開始早々スタート時間の変更、再開、中断に見舞われる波乱の展開となった。スタート直後、トップに躍り出たのは#21。
これを#5が徐々に追い上げ、熾烈なトップ争いにもつれ込む。しかしその後、2台にアクシデントが発生。#5はすぐにマシンを起こし、走行を再開したことで辛くもトップをキープした。 マイクはその後も好ペースで周回を重ね、独走状態を築きつつあったが、残り1時間を目前に痛恨の転倒。
バトンを引き継いだフレディは、28位にまで落ち込んだポジションを怒涛の追い上げでジャンプアップし、13位でフィニッシュとなった。
チャンピオンシップではトップと54pt差と、厳しい状況が続く。

獲得ポイント
12pt
ランキング
11位
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LE LANS 24HOUR ル・マン24時間耐久レース

2019.9.21-22

LE LANS 24HOUR

1st FINISH

初の無観客、初のマシン
激動のシーズンに打ち上げた完全勝利

新型コロナウイルスの影響で、史上初の無観客開催となったル・マン。
直前にボルドール24時間の中止が発表されたことで、このレースが大きくチャンピオンシップポイントを獲得する最後のチャンスとなった。
#5は序盤からトップを快走し、レースを優位に進めていく。しかし、その後雨が降ったり止んだりを繰り返す不安定な天候となり、レースは危険な転倒が続く荒れた展開に。 そんななか、#5は安定したタイムでスティントをつなぎ、8時間、16時間のポイントをトップで獲得。再び降り出した雨に乱されることなく、そのまま後続を引き離し見事タフな24時間レースを完走。 確実なレース運びでチーム2度目となるル・マン優勝を果たし、フルポイントを獲得。
華々しい新型マシンのデビュー戦となった。

獲得ポイント
62pt
ランキング
2位
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ESTORIL 12HOUR エストリル12時間耐久レース

2020.9.26

ESTORIL 12HOUR

2nd FINISH

ペースを取り戻した最終戦
接戦の末僅差で2位フィニッシュ

例年、最終戦に位置していた鈴鹿8時間の中止が決まり、急遽セッティングされたポルトガルラウンド。
波瀾万丈のシーズンを締めくくるエストリル12時間を、#5は2番手からスタート。安定したスタートでトップ集団に飛び込み、レースを引っ張っていく。 次第に、#7とともに抜きんでるかたちになり、2台は一進一退の激しいトップ争いを繰り広げる。ピットインごとに順位を入れ替えながら、両者一歩も譲ることなくレースは終盤戦へ。 ペースもポジションも同等、ひとつのミスが決定的な差になってしまう肉薄した状況で迎えた、ラスト1時間。 #7が最後にピットインするタイミングで逆転を狙うも、開いていた差を詰め切ることはできず、#5はトップと25秒差の2位でチェッカーを受けた。

獲得ポイント
56.5pt
ランキング
3位
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想いをつなぎ、走り続けた1年間
未来の勝利に向かって進む

過去に例のない変則的なスケジュールとなった2019-2020シーズンを、
F.C.C. TSR Honda Franceは3位で終えた。
「正直、辛くて苦しいシーズンでした」
藤井総監督はこの1年を振り返ってそう語る。
だが、その言葉に暗い色は微塵もない。
「来年に向けてしっかり仕込んで、
強いチームを作りたい。そんな思いで一杯です。しっかりやります」
混乱する世界のなかで、荒波にもまれながらも走り続けた今シーズンの経験は、
チームをより一層強くしたはずだ。
来シーズン、#5のさらなる飛躍を期待しよう。

想いをつなぎ、走り続けた1年間未来の勝利に向かって進む