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2019-2020 FIM EWC ボルドール24時間
エンジンブローで痛恨のリタイア
世界ランキングは10位に(速報)

早朝4時から準備を始め、6時のスタートに備えた。その後2台SCカーの先導による2グループのローリングスタートとなったリスタートセッションが始まった。
チームはセットを雨用からドライセットに戻し、乾いて行くという方向でのレースを展開。レース中断時にトップだったフレディが再開後もトップをキープし、#7、#77、#1、#2らとトップ争いを展開。タイムが上がるとともにコースも乾いて行く方向になり、タイヤチョイスの差が順位に影響を及ぼし始める。その中で徐々に#77、#1、#2ら後続を離して#7とマッチレースの様相を呈してきた。

そしてフレディが2スティント連続で走行した後、マイクに交代。#7とのピットインのタイミングでお互いに順位を入れ替えたが、マイクに交代した後は、#7と40秒ほどの差でトップをキープ。この2台のみが同一周回という状況だったが、145周目にマイクがターン9でスローダウン。エンジンがブローし、漏れ出たオイルでトップを争う#7、後続の#1を巻き込むことになってしまった。
ピットに戻されたマシンはクランクケースが割れ、これ以上のレース続行は不可能と判断し、9時20分、リタイア届けを提出した。

その後、EWCから公式に発表があり、8時間経過後のEXポイントとして10ポイントを獲得することになった。結果はリタイアながら、予選の3ポイントと合わせて13ポイントとなり、現時点での世界ランキングを10位とした。

コメント

【藤井正和総監督】
『事実としてトップ走行中にエンジンブローによりリタイヤした。
ピットに戻したが、クランクケースが破損し、これ以上のレース続行は不可能と判断した。
とにかく、廻りに多大な迷惑をかけしまった。
それらのライダーにもチームにも心からお詫びしたいと思う。
すぐにでも原因の究明と次への対策をしっかり行ないたい。
結果は結果として受け止め、次のセパンに向けて仕切り直しをし、イチからやり直します。
今回は申し訳ありませんでした』

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