オフィシャルレース情報サイト

オフィシャルレース情報サイト

2018-2019世界耐久選手権シリーズ 戦いの軌跡

2018-2019世界耐久選手権シリーズ 戦いの軌跡

ディフェンディングチャンピオンとして
ゼッケンナンバー“1”を背負い、
4年目となるシーズンに挑んだ
F.C.C. TSR Honda France。
終わることのない挑戦の道筋を、
その強さとともに振り返る。

ディフェンディングチャンピオンとして
ゼッケンナンバー“1”を背負い、
4年目となるシーズンに挑んだ
F.C.C. TSR Honda France。
終わることのない挑戦の道筋を、
その強さとともに振り返る。

レーススケジュールと成績

2018年9月15日〜16日(決勝)

ボルドール24時間 優勝

2019年4月20日〜21日(決勝)

ル マン24時間 35位

2019年5月11日(決勝)

スロバキア8時間 3位

2018-19 FIM世界耐久選手権
2位獲得

BOL D’OR 24HOURS ボルドール24時間耐久レース

2018.9.15-16

BOL D’OR 24HOURS

1TH FINISH

初勝利に沸いた開幕戦
新たなチームで進化を遂げる

チームクルーの増員やレギュレーション(大会規則)の変更と、大きな変化のなかチーム一丸となって臨んだ第一戦。
トップで順調にレースをリードしていたチームは、開始6時間が過ぎた頃に突如マシントラブルでピットイン。昨年、スロバキアで起きたものと同様のトラブルであることを即座に見抜いたクルーは、わずか10分というスピードでこれを修復。 一時は17番手に落ちたものの、24時間という長い時間を味方につけて、一歩ずつ着実に順位を取り戻していく。 ラストは54秒という僅差でライバルを制し、見事ボルドールでの初優勝を実現。初戦から51ポイントを獲得する文句なしの順調な滑り出しとなった。

獲得ポイント
51pt
ランキング
1位
関連記事
LE MANS 24HOURS ル・マン24時間耐久レース

2019.4.20-21

LE MANS 24HOURS

35th FINISH

試練の24時間
最後まで挑み続け不屈の完走

昨シーズン初制覇を果たしたル・マン。再びその栄光を目指し挑んだレースだったが、序盤で2度のクラッシュを喫してしまう。 ここで順位は57位まで転落。迅速なピットワークとライダーの熱走により6位まで持ち直したものの、残り8時間を切ったところで再び転倒。 その後もメカトラブルに悩まされ続け、ピットインのたびに調整を繰り返す。シーズン2戦目となるル・マンは35位完走に終わった。耐久レースの壁に衝突し、その厳しさを全身で感じた一戦となったが、次戦は待ってはくれない。 チームは気持ちを切り替え、第3戦スロバキアに向けて再びチャンピオンシップ戦線に挑む。

獲得ポイント
3pt
ランキング
6位(54pt)
関連記事
SLOVAKIA 8HOURS スロバキアリンク8時間耐久レース

2019.5.11

SLOVAKIA 8HOURS

3TH FINISH

荒天のなか劇的な追い上げ
大きく前進した再起の一戦

ちょうどシーズンの折り返しに位置するスロバキアリンク。タイトル争いのうえでも非常に重要な1戦だ。前戦ル・マンのリベンジに闘志を燃やすチームは、2番グリッドを獲得。 不安定な天候に振り回さる難しい展開となった決勝当日は、最初のピットインからまもなくトラブルが発生。再びピットにマシンを戻すこととなり、27位までポジションダウン。 しかし、そこから目の覚めるような驚異的な追い上げを見せ、5時間経過後には5位まで巻き返した。雨雲と太陽が交錯するコンディションを上手く制し切り、3位でフィニッシュ。 藤井監督は「次のドイツで差を詰め、残り2レースに全力を尽くすつもりだ」と語った。

獲得ポイント
25pt
ランキング
3位(79pt)
関連記事
OSCHERSLEBEN 8HOURS オッシャースレーベン8時間耐久レース

2019.6.9

OSCHERSLEBEN 8HOURS

1ST FINISH

一進一退の攻防を制し
最終戦へと望みをつなぐ

世界連覇を掴むうえで逃すことのできない正念場。シビアな状況で挑んだオッシャースレーベンで、チームは開幕戦ボルドール以来となる、今季2勝目を挙げた。 6番手でスタートしたチームは、1時間経過時点でライバルチームと一進一退の激しい攻防戦に突入。以降6時間の間、2機によるトップ争いが繰り広げられた。 しかし、7時間を経過したところで、先行していたマシンが白煙を立ち上らせながらマシンストップ。チームは単独トップとなり、そのまま危なげなく走り切り1位でチェッカー。 長かったシーズンも、残すはホーム・鈴鹿のみ。トップとのポイント差は23pt。勝利への想いを絶やすことなく、チームは最終決戦に臨む。

獲得ポイント
30pt
ランキング
1位(109pt)
関連記事
SUZUKA 8HOURS 鈴鹿8時間耐久レース

2019.7.28

SUZUKA 8HOURSS

6TH FINISH

激動の鈴鹿8耐
真の強さを証明した夏

世界耐久レースのライバルだけでなく、強力なワークスチームやプライベーターとしのぎを削らなければならない最終戦・鈴鹿は、トップ10トライアルが台風のため中止になるなど、今年も波乱の予感に満ちていた。
チームは、上位勢に喰らいつく走りで序盤から確実に周回を重ねていく。鈴鹿で鍛え上げられたピットワークの技術がアドバンテージとなり、熾烈な4番手争いを優位に進めていた。 残すところあと数分、このままフィニッシュかと思われたその時、マシントラブルや転倒が相次ぎ、レースは赤旗中断。チェッカーの振られないまま、8時間を終えることとなった。F.C.C. TSR Honda Franceの順位は4位に確定。 ディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指した世界耐久レースは、総合2位で幕を閉じた。

獲得ポイント
28.5pt
ランキング
2位(137.5pt)
関連記事

勝ち続けること
それだけが、強さを証明する方法

「人生と一緒。もう1回やり直し」シーズン終了後、そう語った藤井監督の、そしてそこに並び立つチームクルーたちの視線は、すでに新たなシーズンへと向けられている。
F.C.C. TSR Honda Franceの強さを世界中に響かせる――その志を胸に、彼らは再び走り出す。

2019/2020 FIM世界耐久選手権 大会情報 勝ち続けることそれだけが、強さを証明する方法