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スロバキア8時間耐久ロードレース
公式予選が終了〜決勝レースは2番手スタート!

スロバキア8時間耐久ロードレースは、今回の変則スケジュールで、公式日程初日の5月9日木曜日は朝から2時間のフリー走行、午後一番で1回目の予選セッション、夕方に2回目の予選セッションとなった。

天候の崩れが予報されている中、9時スタートと30分遅らせて始まったフリー走行直前にはポツポツと雨を感じ、ドライで走れたのは当初の5周ほどだった。最初にコースインしたフレディが4周目にマークした2分05秒311でトップに位置する。その後トップタイムが塗り替えられて3位になった時点で雨が強くなり、交代したジョシュ、スタンバイするマイクもウエットでの走行となった。ウエットでの確認とピットワーク練習を兼ね、3人のライダーがコースインとピットアウトを繰り返して行なった。

午後一番の1回目公式予選セッションでは、ジョシュ、フレディ、マイクともに雨中のアタックを敢行。ジョシュはトップを争う2分19秒050、フレディが21秒750で4番手、マイクは終始トップタイムを争い18秒767でセッション3番手。

3人のアベレージが2分19秒869、暫定2番手の予選順位で1回目を終えた。セッションが終わりに近付くに連れて雨も小康状態となってきた。2回目のセッションは、このあと2時間ほどのインターバルがあり、コンディション的に仕切り直しになる可能性もあった。

17時15分からの最終予選、雨は止んで明るくなって来ていたものの、路面状況は予想したほど乾かず、レインコンディションでのアタックとなった。その中でジョシュは2回の赤旗などでストレスのたまるセッションとなり、十分なアタックが出来ずに2分20秒976という不本意なタイムで憮然とした表情。

時間が押して慌ただしい準備となったフレディのセッションでは、思ったようにタイムが伸ばせなかった1回目とは逆に、18秒450までタイムアップ。セッションを5番手で終えた。徐々にコンディションは良くなりつつあったが、レインタイヤでコースインした最後のマイク。セッション当初からトップタイムをマークする中、乾き始めた路面状況を適確に把握し、残り10分弱の段階でスリックタイヤに交換して渾身のアタック。2分7秒823をマークして、3人のアベレージを大きく引き上げ、2番手グリッド獲得に成功したのだ。7秒台をマークした時のピットは、チーム全員が大きな拍手と共に騒然となった。

これで予選結果ボーナスポイントは4。決勝レースは、5月11日(土)の12時スタート。夜間走行のない8時間レースは、日の入り目前の20時にフィニッシュを迎える。明日10日(金)はEWCの公式スケジュールはなく、決勝に向けたメンテナンスや準備を入念に行ない万全の態勢を敷くことになる。

【リザルト】
全リザルト※its-results外部サイトにリンクしています。
https://bit.ly/2WmFrzM

【ライブタイミング】
https://www.fimewc.com/live-timing/

【TV放映について】
今回はHuluでライブ配信されます。
chttps://www.fimewc.com/live-timing/

日テレG+は、スロバキア8時間がダイジェストで6月6日放送(初回)。オッシャースレーベン8時間は生中継!
http://www.ntv.co.jp/G/motorsports/fimewc/

《2018/2019FIM世界耐久選手権(EWC)シリーズ 今後の開催日程》
第4戦 6月9日(日)「 オッシャースレーベン8時間耐久レース」(ドイツ)
第5戦 7月28日(日)最終戦「鈴鹿8時間耐久レース」 (日本)

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2018-2019 FIM世界耐久選手権スロバキアリング