ガバナンス課題への取り組み
コンプライアンス/リスクマネジメント
コンプライアンス
コンプライアンス、企業倫理に関する取組みを推進する管理責任者として、コンプライアンスオフィサーを執行役員より選任しています。
全社FCG委員会において、コンプライアンス、企業倫理の領域に関しては、コンプライアンスオフィサーが委員長を務め、FCCグループ全体におけるコンプライアンスの方針の策定や審議を行っています。

企業倫理改善提案窓口
事業ユニット(部門)に潜在している法律違反、倫理行動違反等の早期発見と再発防止のため、FCCグループで働く全ての人々からの企業倫理に関する提案を受け付ける「企業倫理改善提案窓口」を設置しています。
提案した者および提案内容に関する事実関係の確認に協力した者への不利益な取り扱いを禁止することによって提案者等の保護を徹底し、匿名での提案も受け付けています。
企業行動憲章
従業員の行動規範として、企業行動憲章を作成し、FCCグループで働く従業員に啓発を行っています。一人ひとりが、本憲章を理解し、積極的に実践することで、FCCグループは法令遵守を始めとした、社会的役割と責任を果たします。
企業理念(企業行動憲章)リスクマネジメント
経営上のリスクについては取締役会で認識、評価し、管理責任者として、リスクマネジメントオフィサーを取締役より選任しています。
また、全社FCG委員会を設置しており、リスクマネジメントの領域に関しては、リスクマネジメントオフィサーが委員長を務め、リスクマネジメントを統括する組織として、FCCグループ全体の日常の業務におけるリスクおよび組織横断的なリスクの管理を行っています。
事業継続計画(BCP)の取組み
FCCでは企業としての社会的責任を認識し、大規模な災害が発生して困難な状況にあっても、製品の供給を早期に復旧し、ステークホルダー(顧客、取引先、地域社会、株主、従業員など)の利益を守っていくために、BCPを策定し、その計画を実施・維持・管理しています。
特に、100年から150年の間隔で繰り返し発生してきた大規模地震、南海トラフ地震を想定し、「人命第一」を基本に、避難タワーの建設や緊急地震速報システムを活用した避難指示放送の整備、従業員の安否確認システムの導入、定期的な防災訓練を行うことで有事に備えています。