環境保護
取り組み目標と実績
当社の企業理念である「わたしたちは安全と環境に配慮した企業活動を行います」に基づき、
中・長期的目標を掲げ、実現に向けて邁進していきます。
カーボンニュートラル実現にむけて
CO2排出量削減目標
グループ全体で、2050年のカーボンニュートラル実現に向けたマイルストーンとして
2030年において事業活動におけるCO2排出総量50%削減を目指します。
CO2排出量削減ロードマップ
生産活動や製品を通じたCO2削減により、環境課題解決に貢献してまいります。
真に豊かな
社会の実現に向けて
持続可能な開発目標(SDGs)の実現
2015年9月国連にて持続可能な開発目標-SDGs-が採択されました。この目標はミレニアム開発目標(MDGs)の後継であり、17の目標と169のターゲットからなる世界各国の2030年へ向けた成長の方向性を具体的に示した目標です。
当社もCSRの観点から、製造業としての"つくる責任つかう責任"を重視し、グローバルな視野でアクションを起こしていきます。

2050年の健全な世界へ向けて
取り組んでいきます
長期目標
取り組み項目 | 管理項目 | 長期目標 |
---|---|---|
CO2排出量の削減 | CO2排出量(ton-CO2) | 全拠点:2030年までに2013年より50%削減 全拠点:2050年までにカーボンニュートラル実現 |
中期目標(2023年度~2025年度)
取り組み項目 | 管理項目 | 中期目標 |
---|---|---|
CO2排出量の削減 | CO2総排出量(ton-CO2) | 全拠点:2022年度より9%以上削減 |
廃棄物排出量の削減 | 有償物量+有価物量の管理(ton) | 全拠点:全体量の把握 国内拠点:2022年度同等以下 |
水資源使用量の削減 | 水資源総使用量 | ■鈴鹿工場:2022年度より3%以上削減 ■他事業所:監視対応 |
有害化学物質の管理 | 環境負荷物質低減 | ■技術研究所:含有品の低減、代替技術の開発 ■工場:工程中の法規制物質の低減 ■全事業所:新規購入品の成分評価 |
2023年度実績
取り組み項目 | 管理項目 | 2023年度目標 | 2023年度実績 |
---|---|---|---|
CO2排出量の削減 | CO2総排出量(CO2 ton) | 全拠点:2022年度より3%削減 | 国内拠点:3.2%削減 |
海外拠点:1.8%増加 ※仕事量増加のため |
|||
廃棄物排出量の削減 | 有償物量(ton) | 国内全拠点:2022年度原単位同等以下 | 2%削減 ※梱包資材削減などの取り組み推進のため |
水資源使用量の削減 | 抄造生産数原単位(m3/m) | 国内1拠点:2022年度より2%削減 | 鈴鹿工場:6%削減 ※生産効率の改善のため |
有機化学物質の管理 | 環境負荷物質低減 |
■技術研究所:含有品の低減代替技術の開発 ■国内工場:工程中の法規制物質の低減 ■国内その他拠点:新規購入品の成分評価 |
技術研究所:開発テーマでの評価実施
量産立ち上がり時確認、 |
2024年度のサステナビリティレポートにおいて開示した環境負荷データの一部について、集計方法の見直しを行った結果、過去の実績値が変更されました。
具体的には、温室効果ガス排出量の算出方法を最新の国際基準に合わせて修正したため、2022年度および2023年度の排出量がそれぞれ5%および3%増加しました。
この変更により、当社の環境目標達成に向けた進捗状況が再評価されました。今後もデータの正確性を確保するため、継続的な見直しと改善を行ってまいります。
社外からの評価
CDP 気候変動調査評価
当社は、国際 NPO団体CDPによる「CDP2022気候変動」調査に参加し、温室効果ガス排出削減活動や気候変動緩和への対応などを行っている企業として、2022年も気候変動質問書へ回答しました。