
速さと持久力がカギになる世界最高峰の耐久レースか~EWCってかなりすごい大会なんだね!
ビート君!僕、ワクワクしてきたよ!

でも8時間もあるレースだと、
どこに注目したらいいのかわからないよ~

確かに耐久レースは長時間だから、どうしても上級者向けだと思われがちだね。
でも実際はそんなことは全然なくて、みんなお祭り感覚で観戦を楽しんでいるよ。
じゃあ次はEWCの見どころを簡単に紹介していこう。

まず注目してほしいのがレーススタートのシーンだね。
ライダーがマシンに搭乗した状態でスタートするのが一般的な光景だと思うんだけど、EWCはホームストレートに並べられたマシンにライダーが一斉に乗り込むところからスタートするんだ。

スタートの合図でライダーが走り出すってこと?
すっごく盛り上がりそう!


このスタイルは「ル・マン式スタート」と呼ばれるもので、4輪のル・マン24時間耐久レースがルーツになっているんだ。でも近年安全性*などの理由で4輪レースからは姿を消してしまって、今ではイベント的な要素の強い2輪耐久レースならではの光景になったんだ。

会場が一つになるドキドキの瞬間だね。
僕も一緒にカウントダウンした~い!!
*4輪レースではスタートを急ぐあまりシートベルトを着けないドライバーが続出し、安全性が危ぶまれたので廃止になった。

EWCならではの見どころ、と言えば
各チームのピットワークも必見だよ。

ピットって時々マシンが止まって
部品を変えたりするところだよね?


そうそう。耐久レースはさっき話した通り長時間・長距離のレースだから、おおよそ1時間に1回タイヤ交換や給油のためにピットインを行うんだ。
注目してほしいのはそのスピード!EWCのトップチームはそれらのピットワークをわずか10秒程度でやってのけるんだ。
給油1つとっても24リットルのガソリンを3秒程度で入れ切ってしまうんだよ。


さっ…3秒!?
ガソリンスタンドでの給油と全然違う!


レース中会場が最も盛り上がるシーンと言えば、
やっぱりトップチームが繰り広げる抜きつ抜かれつのせめぎ合いだね。
スプリントレースと比べるとそこまで多く見られる展開ではないかもしれないけど、フィニッシュが近づくにつれてレースはどんどんヒートアップしていくから、終盤の展開は見逃せないよ。

自分が応援しているチームがライバルチームをズバッと抜いたら気持ちいいだろうな~!


そうだね。
それから、1度順位を落としてしまったチームがものすごい追い上げでトップチームに食らいついて会場を沸かせる、なんてこともありえるよ。
レース時間が長いEWCならではのドラマチックな展開だね。

最後は感動のゴールシーンだね。
特に最終戦の鈴鹿8耐は、夕暮れの中でマシンがライトをつけて走行する「ナイトレース」が印象的だよ。
花火が打ち上げられたり、観客席がチームカラーのライトで埋め尽くされたりしてとっても綺麗なんだ。


24時間レースは仕方ないけど、8時間耐久にあえてナイトレースを組み込んでいるのは何か意味があるの?

確かに明るいうちにレースが終われば、わざわざヘッドライトをつけたりしなくて済むのに…と思うよね。
それでも鈴鹿8耐がはじまった当時のレース関係者はナイトレースを譲らなかったんだ。薄闇の中ヘッドライトをきらめかせながらマシンがフィニッシュして、ライトアップされた会場が歓喜の渦につつまれる。
そんな美しい瞬間をどうしても鈴鹿の伝統にしたいという強い想いがあったんだね。

へぇ〜!
感動のゴールシーンの裏には、40年以上受け継がれてきた熱い想いがあったんだね。
ますます鈴鹿8耐に行ってみたくなったよ!

ビート君!
僕、EWCについてだいぶわかってきた気がするよ!
早速F.C.C. TSR Honda Franceのランキングを確認して…
ピットスタッフについても知りたいし、次のレースの情報も…
わ~知りたいことがいっぱいだ!

そんなライド君におすすめなのが、このレースサイト!
チームの情報やピットスタッフのインタビューなど、EWCがもっと楽しくなる情報が満載だよ。ここまで読んでくれたみんなも、EWCについてなんとなくわかってくれたかな?
みんなと一緒にチームを盛り上げていけたら嬉しいな。

よーしっ!僕もいろんなコンテンツをチェックして、一人前の応援マスコットになるぞー!
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