PROJECT STORY vol.01

浜松から世界
未来への挑戦

新卒や中途で就活中の方に対して
FCCのことを深く知っていただくために
新たなる取り組みである、
“新事業開発”について
お届けいたします。

FCCは二輪車向け、四輪車向けクラッチビジネスで2018年度には過去最高の売り上げを記録しました。一方で、自動車業界には電動化の波が押し寄せ、ガソリンエンジンからモータへと変革しようとしています。
小型二輪EVでは既にクラッチ・プーリーを不要とするものが大半を占め、四輪車においても動力系・駆動系の仕様によってはクラッチを全く必要としないものが主流となっていく可能性を捨て切れません。電動二輪車は世界的にみると現時点ではまだまだ少数派ですが、今後各国に環境規制が入ってくることで、電動化はどんどん加速していくと思われます。

新事業開発イメージ画像

今後、二輪・四輪の電動化の流れはFCCの事業に対する大きなリスクですが、対策として、私たちはクラッチの売り上げを維持拡大しながら、何か新しいことを加えることで、業績を伸ばしていかなければなりません。
そこで、2016年に次世代事業開発室を設立し、2019年には新事業開発部という部門を設立し、新たなる柱となる事業を開発していくファンクションを整えました。クラッチの領域で経験を積んだメンバーを中心に、大手自動車部品メーカー、素材メーカー、研究機関等からの転職者や新卒採用者に加え、大学やベンチャー企業をはじめとした外部機関との連携を行いながら、浜松の技術研究所で新事業の研究開発を行っています。
機械系の分野を学んだ経験のある方はもちろん、電気系、化学系、数学系等を専攻した方が新たな分野で活躍をしています。

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新事業開発部の2つの軸

新事業開発部は大きく分けて、「EV製品開発」「ペーパー応用製品開発」の2つの開発を行っています。
「EV製品開発」は文字通り「EV業界に製品を出す」ことをポリシーに動いています。
その最初の一手として、自動車業界の電動化を見据えたEVモータに関連する研究・開発事業化を進めています。また、モータのみならず我々の強みである動力伝達系の進化についても並行して新機構の開発を行い、優位性を見出そうと検討を進めています。
「ペーパー応用製品開発」は以前から取り組んでいたFCCの技術である摩擦材技術を応用した事業ですが、高効率でコンパクトな燃料電池スタックや、不純物をフィルタリングする水処理ペーパー、空気中の排ガスを除去する触媒などさまざまな活用を見据えています。

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自由な発想で、
会社の未来を考える

これから私たちが開拓する新しい事業は、“独創的なアイデアと技術でお客様に喜ばれる製品を提供することで社会へ貢献する”という企業理念に沿ったものであるべきだと考えております。
水処理ペーパーや排ガス除去の技術も、視野を世界へ広げれば、いま起きている環境問題や健康被害を改善する可能性を秘めています。
そういった『グローバルな社会の困りごと解決』こそが、新しい事業を探索するうえで、きっと大きなヒントになります。ここから新しい事業が生み出せるよう「叶うまでやり続ける」の精神で挑戦し続けていきます。

成長戦略について

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